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泣かないエンジニアはいない

【NAIST生活記】2019年 (M1) 振り返り

たまには普通の日記でも。

2019年も残り24時間を切りましたね。
思えばこの1年色んな事がありました。2019年は自分の人生に色んな変化をもたらしたようなそうでもないような、そんな1年でした。というわけで、NAISTでの文化・生活様式にも触れながら今年の振り返りポエムを書いていこうと思います。
タイトルにNAIST生活記をつけたのは、「NAIST気になってるけどよくわからない><」という人が検索で来てくれたらうれしいなあというお気持ちからで特に深い意味はありません。実際自分も入学前はそういう記事を求めて電子の海を彷徨っていたのですが、今となっては結構似たような記事を書いている人は多いのでアレがアレでアレですが(どれ)(みそら)←ペンタトニックスケール


1~3月

最早何も覚えていない。卒論の時期だけど特に焦りもしなかったし苦労もしていなかったはず。自分の研究室は結構緩かったのと、一応発表する用の成果は大体できていたので後は論文書いてスライド作って、という感じだったので卒論についてはtwitterでふぁぼを稼ぐネタ程度にしか考えていなかったと思います。(半分くらいマジ)
今思うと学部時代にもうちょっと真面目に色々やってたらよかったよな~とか思う。
あと卒業旅行で海外に行って体調崩して、バイト辞めてNAIST入学に向けてそわそわしてたような気がする。

4~6月

入学してからしばらくは授業と研究案決めであっぷあっぷしていたような気がします。あと就活。
入学した時点で周りが就活の話を始めていて驚いたり、周りの人間の実績を聞いて驚いたり、自分の目玉を飛び出させることと他人の靴を舐めることには余念のない日々だったと思います。
あとは企業の人とか逆求人の人が学校や研究室に来たり、肉を奢ってもらったり、入学ガイダンスの書類に研究インターンのチラシとかが入ってたり、先生が学校のお金や給付奨学金で行ける留学の話をしてくれたりで、急な諸々の待遇の変化に脳が追い付かなかったみたいなところもあります。
この辺りは1日1日がかなり長く感じました。

授業

適当に取りやすそうなのと興味あるのとを取りました。しかし実際には時間割の都合と周りに同じ授業を取る人がいるかどうかで決めていた気がします。ちょっと課題が多めの授業もありましたが特に単位を落とすこともなく乗り切れました。
このころはまだ1限の授業も多かったので6時台に起きることが多かったのですが、最近は10時以前に起きることが珍しいのでこの半年間で何がどうなってしまったのか……。

研究

この時期は先生から課された課題をしばいた後、研究案決めのための論文調査をやっていました。学部時代は研究案が降ってくるタイプの研究室だったことと、若干分野を変えていたこともあり暫く何も分からんってなってました。自分は案が決まるのが遅めだったのでこの時期はまだあんまり固まってなかった覚えがあります。

就活

5月ごろに初めて逆求人に行くも結果が振わずフィードバックの結果も悪くて結構凹んでた気がします。最近でもたまに「あの時結構ガチ凹みしてて面白かった」って言われます。なにわろてんねん。
そのあと6月にリベンジでサポーターズさんの方の面談イベントに行って半身冷え冷え半身常温みたいな状態になっていました。
インターンの申し込みもスタートして、落とされたり受かったりしていた気がします。学部時代は有給インターンなんて考えられなかったし、当時の弱弱な自分に合格を出してくれて経験を積ませてくれた企業には感謝です。
ところで私は就活と言えばスーツ姿で財布を燃やしながら関東まで出向くものだとばかり思っていたので、基本私服・リモート面接のIT業界の就活には驚きを隠せませんでした(こいついつも驚いてんな)

その他

競プロサークルに入って競プロをやったりもしていました。ICPCの存在を知って出場することになりました。

7~9月

どこのインターンに参加するかが大体固まり始めた時期です。研究案もおおよそ固まり始めて分野を絞った論文調査や技術的な調査を始めていたと思います。あと研究室の人々で関東のカンファレンスに参加したりもしました。

授業

難しい授業もあったけど運よくフル単して専門は全部取り切れました。GPAはお察し。低空飛行のプロ。世界一低空飛行が上手。

研究

初めの方は論文の調査方法が下手くそすぎて教員たちも「う~ん」って感じになってましたが、だんだん「それ👉」という反応を頂けるようになっていってました。後半はインターンで姿をくらませていたのでアレ。
中間発表もありましたが特に記憶に御座いません。

就活

面接でその場でOKを貰える場所もあれば書類で落ちるところもありました。
結果として、WEB開発、ゲームハッカソン、研究開発などのインターンに参加しました。ハッカソンのように短期でワイワイやるやつもあれば、就業体験のようなもの、頑張って成果出してねみたいなものもありました。
ゲーム系に興味がありつつも一応他の分野も見ておきたいと思っていた自分にとっては幅広い分野のインターンに参加できたのはありがたかったです。
インターンはどれも良い経験になって楽しかったです。おおよそ自分の中での就活の軸が固まっていきました。
また、面接でギリギリ落ちた会社から再度連絡が来てリベンジ面接をして秋の部で合格をいただいたり、1部の企業では本選考が始まりだしたりもしました。

その他

ICPCの国内予選がありました。特に貢献できなかったのですがギリギリ予選突破できて一安心みたいな感じでした。

10~12月

殆ど授業がなくなり、規範的ではない生活を送るようになりました。研究のタスクが降ってきたのでそれを進めつつ、就活をアレアレしたり、ゼミ旅行に行ったり学会に行ったり、大学院生らしい生活を送り始めました(ほんまか?)。
ごく最近のことのはずなのですが正直何も記憶にないです。4~6月の頃と比べると時間の流れが倍くらい速かった気がします。

授業は必修の英語だけとなり、グループワークで何か国語話せるかの話になったときに「僕は日本語とC言語かな~w」って答えたら留学生の人に「え? C言語を話せるってどういう意味ですか?」と聞かれたりしていました。

就活では逆求人リターンズをやったり上で書いたインターン(といってもハッカソンですが)に行ったり、逆求人で話した企業のオフィス見学をさせてもらったりしていました。夏インターンでは書類で落ちた企業からも声がかかるようになったりして嬉しかったです。
就活は10月の終わりごろに実質内定(1週間後に確定)を得て一旦安心という感じになってウェイトを落としました。
11月のICPCや本学特有のコロキアムという学内発表会や学会発表が決まり始めていたのでそっちに割くリソースを増やしました。

研究では12月に学会でのデモ発表とワークショップでの登壇発表を行いました。
そのあとはPBLという、指定されたトップカンファから論文を自由に選んで追実装・実験を行って発表する授業の実装の方に入りました。自分は実装があまり軽めじゃないものを選んでしまったのですが、モヤモヤしたまま年を越したくなかったので27日に徹夜で片づけてきました。(これは嘘で、まだ実験していなければ実装もちょっと残っている)

あと春に触れた留学の話が進んでいて、向こうの研究室の人と面接したりして留学が決まったり、秋ごろに申し込んだ就業型インターンに合格したりもしました。

総括と今後

適当に思い出しながら書いていったら長くなってしまった。
今年は身の回りの人間もそうですが、インターンハッカソンなどでも色んな出会いがあり、研究や開発にとどまらず音楽やイラストなど趣味方面でも活躍する人たちとも会うことができ、自分の世界が広がりたくさん刺激を受けることができました。
今後は1か月間の就業型インターンに行ったり1か月半の研究?留学をしたりする予定です。詳細はまた個別で記事を書こうと思います。
あとは個人的に技術力に不安を感じているのでしっかり勉強していきたいです。来年も頑張りたいですね。