NO ENGINEER NO CRY

泣かないエンジニアはいない

エイチーム サマーインターン エンジニア4daysに参加してきました

f:id:imln20:20190825154351j:plain

8/16~8/19にかけて、名古屋本社にてエイチームのサマーインターンに参加してきました。
株式会社エイチームは色んなサービスの開発・運営を行っているベンチャー系企業で、例えば「引っ越し侍」「Qiita」「ヴァルキリーコネクト」「少女 歌劇 レヴュースタァライト ReLIVE (スタリラ)」などが有名です。
今回はウェブサービス系のエンジニアインターンということで、4日間、Qiitaを題材にしたテーマに取り組みました。
(今回の4日間のQiitaを使ったコースは初の試みだそうです。掲載許可は頂いております)


参加するまで

ジースタイラスさん主催の逆求人フェスティバルでエンカウントしました。(あとサポーターズさんの学内座談会と面談イベントでも再開しているのですが、その時は大して話さなかったので別のお話)

pieslog.hatenablog.com

そのあとインターンのお誘いが来たので申し込んだら受かりました。
選考にはウェブ試験と面接がありました。
ウェブ試験はAtCoderでいう100点,200点問題という感じでした。
イキって「これはやるだけですね」って言いながら速攻でプログラム提出したら後からコーナーケースの処理してないことに気づきましたが結果は合格だったので、用意されていたテストケースがヤバかったか、本当に未経験足切りのための試験だったのかなという感じ。
そのあと面接までにアンケートと事前課題が与えられて、skype面接。
事前課題は基本的なunixコマンドやgit,railsについての問題でした。調べながらやっても良いやつでした。
面接は他の企業よろしく、自己紹介から始まり、今まで作ってきたものについて質問されたりする感じ。
rails一切書いたことないです」と言ったけど受かったのでスキルセットはそこまで見ていないのかなという印象。
実際うちのチームは全員rails書けないマンでした。
なのでどちらかというと文化とマッチするかどうかとかの方を見ているっぽかったです。(しかし私は逆求人のときはマッチ度2/5をつけられてしまっていたのですが……)
参加人数も多めだったのと、周りで落ちたと言う話も特に聞かなかったので選考はあまり厳しくない気がしました。

待遇

交通費と宿泊費、ご飯は出ます。
あと優勝チームに5万円。

1日目

ということで1日目。
まずはガイダンス的なやつから始まり、会社説明、そのあとオフィス見学がありました。

名物の滑り台を滑りました。意外と滑るのが難しくて皆結構苦しんでました。私は華麗なる滑り&着地を見せたため、後ろの方からクスクスと聞こえてきました。辛い。

そのあと自己紹介がありました。
私は自己紹介に使うスライドを出し忘れていて、期限過ぎて催促されてようやく提出した感じだったので、自己紹介の順番は最後でした。
スライドもなかなか手抜きな感じだったので冷えてました。

そのあとは今後使っていく技術について軽く説明と動かしてみましょうの会ということで、用意されていたEC2のサーバにつないでDockerをしばいてrailsを動かしました。
あとエイチームの人たちがどういう風に働くかみたいな講義があった後、課題についての案だしが始まりました。
課題はザックリ言うと「Qiitaを改善する」というものでした。実際には当日用意されていたMiniitaというQiitaのベータ版みたいな感じのやつをいじりました。
案だしが終わった後は面談の時間でした。1人20分、メンターとの個別面談ということで、他の人を待っている間は案だしの続きをしていました。(これは嘘で、自分の班はほぼ雑談をしていた)


最終的に日本をシリコンバレーみたいにして一人5000兆円くばれば皆幸せという話になりました。
面談では、朝のうちに決めさせられた、個人の目標とチームの目標をベースに、この4日間どうしていきたいか、将来どうなりたいかみたいな話とその日の振り返りがメインでした。

そのあとはホテルに向かいました。
フロントに着くとうまい棒のバラマキが行われていました。
ホテルの部屋は狭かったです。

そのあと少し名古屋を見て回ってトリキで軽く飲みました。
後から思うとこれは成功だったとも失敗だったともいえる選択でした。


2日目

案だしの続きを行いました。
昼からは実装の時間だったのですが、うちの班は中々話がまとまらず、夕方過ぎくらいまで案出しを頑張っていました。
夕方過ぎに案がまとまり始めて、ようやく実装に移ったのですが、今度はみんな環境がバグりはじめて最悪でした。
この日の晩御飯はシャッフルディナーでした。面談は前日と同じ感じでした。フィードバックももらえる感じでした。

ホテルに帰ってからも開発をしました。
外部からのsshは切ってあるけど、みんなのために解放したよ。ホテルからでも開発できるよ。強制はしないけどね。という宣告が渡されたのです。
ロビーに行くと他のチームの人たちも開発をしていました。
一般の人からするとロビーでパソコンを叩いてる集団がいる光景はさぞ薄気味悪かったでしょう。
結局環境が死んでしまった私はローカルで作業してました。ローカルも死んでいたのですがなぜか急に復活したのが不幸中の幸いだった(?)
朝6時くらいまで実装をやって「もう徹夜の方がよくね?」みたいな話も出始めましたが、まだ2日目だったので「うるせ~~しらね~~」という感じで寝ることにしました。

3日目

朝は実装、昼にバージョン1をリリースして、軽くプレゼンしてフィードバックを貰う会みたいな感じでした。
私たちの班は色々ヤバかったですが、なんとかギリギリ昼にリリースが間に合いました。
プレゼンが終わるとフィードバックを基にバージョン2を開発していきます。
軽く案を出し合ったり仕様を決めたりした後に実装に入りました。
この日の面談は就活の話とかもしました。
この日も前日同様ホテルに帰ってからも作業をしました。
流石にここまでくると各種バグとの付き合い方も分かってきて、原因は分からないものの大体のバグはかわせるようになってきました。
力尽きるメンバーも現れる中、朝の5時前くらいまで作業をしたところで、バージョン2が実質完成しました。
最終日の成果発表スライドを作るかどうかと考えましたが、翌朝にもスライドを作る時間はあるし、そこでスライド作って発表練習すれば良いやと思って眠りにつきました。

4日目

最終日です。
ここまでくると割と体がしんどくて、朝起きるのがめちゃくちゃ辛かったです。
朝のうちにスライドを作ってプレゼン練習をしないといけなかったのですが、一部足りていない機能があったので、1人がメンターと相談しながら修正を、残り2人で資料を作っていく形になりました。
スライドの構成自体は一発OKを貰えたのですが、スライドの内容で修正を食らってあうあうしているうちに朝の時間が終わってしまい、発表練習をあまりできないまま本番を迎えてしまいました。

発表が終わった後は皆で展示会をしました。展示会の間に最後の面談が行われました。
最終日の面談は1人30分あったので、展示会は結構暇でした。
面談では、4日間の振り返りの後、就活の話をして、「よければ本選考も受けてね」みたいな感じでした。
railsほぼ未経験、マッチ度も2/5だった状態からでしたが、一応「技術のキャッチアップもできてるし文化的にもマッチしてそうだし入ってからも活躍してくれそう」と言っていただけました。
あと案出しの段階で全然まとまらないチームだったので「論理的思考力0のチームだったけど、最終的にはしっかり克服してたから凄い」と言われました。
面談の後は順位発表、1か月インターンへ参加できる人発表、あとチームの振り返りがありました。うちのチームは総合で5/8位でした。
項目別でいうと、「課題を達成できているか」という項目では3位と結構な差をつけての2位だった(1位は全項目で圧倒的だったらしい)らしく、最初の「案が全然まとまらない!」って状態からよく持ち直したんじゃないかという話になりました。
因みに、当チームは「作り切れているか」という項目で最下位だったらしいです。
我々的には作り切ったつもりだったのですが、追加する機能の規模感が大きすぎて、クオリティを求めると4日間では絶対完成しないようなものだったので、案が良くなかったのかなあという気持ちにもなりました。それかプレゼンの練習不足でちゃんと伝わっていなかったのかなあというお気持ち。

最後に懇親会が行われました。
ご飯やお酒が出ました。
この状態でお酒入れたらヤバいなあと思ったのでお酒は飲みませんでした。

f:id:imln20:20190825152228j:plain
f:id:imln20:20190825152230j:plain
f:id:imln20:20190825152232j:plain

ちゃんと睡眠をとったというチームが殆どなかったので、みんな深夜テンションみたいな感じで楽しかったです。

そのあとは名古屋駅に向かって帰宅。
寝たら絶対寝過ごすだろうと思っていたので電車の中ではずっと起きていました。
ここまでくると眠気がヤバいと言うより体のだるさがヤバいという感じだったので起きておくこと自体は普通にできて、そのまま帰宅AC。
泥のように眠りにつきました。
因みに同期は新幹線で寝過ごしてしまいカラオケ店で泊まったらしいです。

感想

こういうちゃんとした?インターンに行くのは初めてで、色々と不安なことも多かったですが、意外と何とかなりました。
行く前は「絶対睡眠するぞい」と思っていたのですが、実際には眠れない日が多かったので辛かった。

良かった点としては
・毎日面談が合って的確にコメントをくれた
・業務のスピード感を体感できた
・企業文化に触れられた

などがあります。

一方で、日程に無理があるというか、夜通し開発することが前提になってるのは少しキツかったです。ハッカソン型とも事前に聞いていなかったし。
ただ、色々得られたものはあったので、こういうのにたくさん行ってると強くなるんだろうなあと思いました(こなみ)

最後に

チームの皆様、メンターの方、その他インターンの運営に関わった方々やエイチーム社の皆様、ありがとうございました!

付録・飯の画像

1日目昼
f:id:imln20:20190825154012j:plain

f:id:imln20:20190825154016j:plain
2日目昼
f:id:imln20:20190825154019j:plain

f:id:imln20:20190825154023j:plain
3日目昼
f:id:imln20:20190825154026j:plain

f:id:imln20:20190825154030j:plain
余ってたらしくてオムライスが1つ生えました
f:id:imln20:20190825154034j:plain
4日目昼
f:id:imln20:20190825154036j:plain