NO ENGINEER NO CRY

泣かないエンジニアはいない

サイボウズ サマーインターン2019 (WEBサービス開発コース(in 大阪))に参加しました

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8/26~8/30の5日間、サイボウズ社の大阪オフィスにてインターンに参加してきました。
サイボウズといえば、「kintone」や「garoon」といったグループウェアが有名で、主にBtoBでグループウェアとかサービスを作ってるベンチャー系(なのだろうか)の企業です。

今回参加したコースはWEBサービス開発コースで、kintoneに新機能を追加するのが課題でした。

cybozu.co.jp

参加するまでの話

私がこの会社を知ったのは2年前、B3のときになんかセキュリティ系のインターン前交流会的なよくわからんイベントに迷い込んだ時のことでした。当時は「インターンなのにお金貰えるってスゲー、でもどうせ受からんやろ」と言って申し込まなかったのですが、別にこの時の話はどうでも良いです。
今年はサポーターズさんが学内に企業を呼んで色々するイベント(座談会?)で初エンカウントし、そのあと同じくサポーターズさんのイベントで再開し、「あ、お前はあの時の!!!!」とは言われてないのですが似たような感じになり、それがキッカケでした。
座談会の段階で一旦インターンには申し込んでいたので、面談イベントの方では名刺交換のときにいきなり「インターン申し込んでくれた人ですよね?」って言われたのを覚えています。あと「ぜひインターン参加してくださいね」とも言われて、これ落ちたらめちゃくちゃ悲しいやつやんって思ったのを覚えています。
そのあと書類は通って一週間後に面接がありました。WEB系企業相手にVRC++の話だけで押し切り、翌日には合格の報せが届いておりました。
のちに知ったのですが、ここの企業は割とメモリマッピングなどの低レイヤーの知識とかも重視しているみたいでした。あと研究室で勉強会開かれてる話とかも多分良かったっぽい。

【サイボウズ】採用面接、なんて答えた?内定者に聞いてみた


あと倍率は、ここには詳しく書けないのですが、宝塚音楽学校東京美術大学もかくやといった感じでした(それは嘘)。

待遇

報酬10万円(日給2万)
交通費支給、宿泊費支給(前泊、後泊も含め最大7日、ホテルに朝食出ない場合は朝食代も支給されるらしい)
本選考優遇あり(ネットでの情報によると、本選考前に面談ができて、書類と一次面接が免除になるらしい)
昼食支給
ノベルティプレゼント(本とかTシャツとか、詳しくは記事の最後の方で)

1日目


早速このツイートを中の人に捕捉されました。

この日はオリエンテーションや自己紹介、セキュリティテスト、ガイダンスといった感じでした。
初め、自分だけ早く着いていたため、なぜか他のインターン生に社員と間違われました。
大阪オフィスは基本的にはモニター越しで、東京の方で色々と事が進んでいきました。
企業全体でリモートで仕事を進めている感じらしく、会議部屋(?)は全部カラオケルームみたいな感じになっていました。
あとチーム分けもこの日にやった気がする(忘れた)。webコースは大阪は3人、東京は5人いて、2チームに別れたのですが、私はチーム内唯一の大阪マンになりました。
1人1台ノートパソコンが支給され、大阪では私だけWindowsでした。昔、サイボウズでは社員全員にメモリ32GBのパソコンを支給しているという記事を読んだことがあったのですが、本当にメモリ32GBのパソコンが渡されて慄きました。
あと自己紹介では東京の方にも意外と関西の人がいてビックリしました(小学生並みの感想)。
前回のインターンでは自己紹介スライドの提出を忘れてしまうというミスをやらかしてしまったので、こっちの方は前回の分をベースにスライドを作って早めに提出していました。
しかしスライドの枚数に指定がなく、皆数枚のスライドを用意してきていたのに、前回の分を使いまわしてしまった自分はスライドが1枚しかなくて冷えてました。

そのあとは課題を進めるために必要な知識を身につけるための講義が行われましたが難しくて全然身に付きませんでした。

最後に開発室の自席に案内されてこの日は終わりました。
あと練習問題が出されました。

先ほどの講義で不安に駆られまくっていた私はメンターの人に色々聞きまくって練習問題を先に進めていました。
講義で説明していたことと同じ手順を踏めば良かっただけ感があったので、我ながら「なんやこの無能」ってなりました。
20時には帰らなければならなかったのですが、この日は結構ギリギリの時間に帰りました。

2日目

大体9時半に来れば良いとのことでしたが、皆早めに来る雰囲気が出てたので自分も早めに行きました(流される日本人)。
出勤した後、そのまま開発室に入って良いのか分からず暫くドアの前でウンウン言ってそのままトイレに逃げ込みアホなツイートをしていました。

午前中に練習問題の続きをやり、昼からその答え合わせをし、チームに分かれて課題選択、仕様書制作を行いました。
あとモブプログラミングの座学もありました。
モブプロとは、全員で同じ画面を見ながら開発していくやつです(語彙)。全員で同じことに取り組むのでリソース効率は悪くなりますが、その分ゴリゴリ進めていくことができます。川が狭いほど水の勢いが増すアレですね(???)
ネットにサイボウズのスライドがあったのでご参考に。

www.slideshare.net

業務は、支給されたヘッドセットを使い、チームで通話・画面共有しながら行いました。
仕様書作り(正確にはもっと前の段階)から始めたのですが、カッチリ仕様書を書くことは今までなかったので、なかなか良い体験ができたと思います。

この日は人事面談もありました。
「どんなエンジニアと面談してみたい?」と聞かれ、私の希望に沿ったエンジニアの人と4日目に面談できることになりました。

上述の通り、基本チームで通話しながら作業をするため、残業のしようもなく、あとなんかめちゃくちゃ眠かったので定時退勤マンになっていました。因みに定時は9:30~18:00です。

3日目

この日も座学がありました。
課題については、仕様書の続きを作り、仕様書が完成した後はどこにコードを書いていけば良いか見ていきました。
かなり大規模なコードだったため、読み解くのが大変で、この日はそれで終わってしまいました。
昼に社長とのランチ会がありました。もちろん大阪はモニター越しです。ネットとかだけでは分からない話を色々聞けました。
18:00からは任意参加の勉強会があったので参加しました。1時間で勉強会は終わったのでそのあとはすぐに帰りました。
また、この辺りから「家に帰ったらアレやるぞ」と考えるも家に帰ったら完全にやる気を失ってしまう社会人みたいな感じになってしまいました。大阪→大阪でも出勤に1時間以上かかるとなると結構辛かったです。(宿泊できる条件をギリ満たしていなかった)

4日目

この日も座学がありました。
あとはひたすら実装でした。
エンジニアとの面談では、思った以上に自分と似たような立場の人が出てきてビックリしました。色々と良い話を聞けたのではないかと思います。
実装が途中までしか終わらなかったので、残業するか、という話になりました。
この日は17:00から1時間任意参加の勉強会があったので、それが終わってから残業しました。
勉強会では、社内の何かが何かめでたい感じになったみたいで、その社内の何かについての話がメインでした。
東京の方にはケーキが出ていましたが、もちろん大阪にはそんなものはありませんでした。
が、大阪も勉強会の途中で社員の方がケーキを買ってくれました。

生えケーキ(画像サイズ)
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1時間半ほど残業して、この日は19:30くらいに帰りました。
終わらなかったので次の日の朝もちょっとやろう、という話になって、来れる人は9:00出勤で、という話になりました。

5日目

小生は朝9時過ぎに着きました。
この日は成果発表会があるので、実装を頑張りました。自分はそんなに頑張ってないですが。
実装が終わったら次は資料作りでした。こちらもそれなりに頑張ってACしました。

成果発表会は全コース共通で行われました。
成果発表では、「仕様書があれば実装はやるだけということに気づけたので仕様書最高!!」と言って苦笑いを獲得したりしていました。実装は全然やるだけではなかったです。
また、コースごとに、発表後にメンターの方から賞状やノベルティを頂け、そのまま写真撮影が行われました。
賞状はひとりひとり書いてあることが違っていて凄いなあと思いました。
あと色んなコースの成果発表を聴くのは結構面白かったです。

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頂いたものは以上です。
賞状のほかに、社長の書いた本やペン、クリアファイル、シール、Tシャツなどを頂けました。

感想

個人的な感想

大規模なソースコードに触れられる機会は中々ないので、それを必死に読み解くという作業を体験できたのは良かったと思います。
また、初めは技術的にかなり不安だったのですが、基本モブプロ形式で進んでいったので、一応何が起きているのか理解しながら実装を進めていくことができましたし、課題もちゃんと終えることができました。
モブプロは、分からなくなっても他の誰かが「こうじゃない?」と言ってくれたりするし、ケアレスミスにもすぐ気づけるし、作業が円滑に進んで楽しかったです。
課題の進め方も基本的に実際の業務と同じ形式で行っていたので、サイボウズという会社が普段どういう風に働いているのかを知ることができました。
あとは待遇が良かったです。中の人的には「今時はそんなもんじゃない?」という感じでしたが、初日とかほぼオリエンテーションだけだったのに「これで2万円も貰ってほんまにええんか……?」という気持ちになっていました。

企業の雰囲気

会社の雰囲気としては、真面目な感じの印象を受けました。
ベンチャー系の企業だと結構元気なノリのところも多いのでここもそうだと思っていたのですが、どちらかというと落ち着いた雰囲気の職場でした。
また、基本モブプロで業務を進めているようで、チームワークをとても重視しているんだなあと感じました。
あとはすごく柔軟な働き方ができて、在宅勤務する人もいるようでした。実際、喉の調子が悪くなってしまったメンターの方が在宅勤務していた日もあったのですが、基本通話形式で業務を進めるので特に違和感とかは感じなかったです。
あとはサイボウズではサイボウズの製品を使いながら仕事をしているのですが、その中に分報という機能があって、twitterのように使ったりできるのですが、twitter好き好きマンの自分には中々それが面白かったです。情報の共有にも使えて便利でした。

cybozushiki.cybozu.co.jp

その他

インターン参加者に同期の後輩がいたり、回は違えど同期の弟を観測したり、同じオフィスの人々が知り合いの知り合いくらいのポジションだったりで、世間狭いなーってなりました。

最後に

インターンシップを運営してくださった方々や社員の皆様方、当日関わった皆様方、ありがとうございました!

付録・飯の画像

1日目昼
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2日目昼
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3日目昼
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4日目昼
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5日目昼
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懇親会
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