NO ENGINEER NO CRY

泣かないエンジニアはいない

【NAIST生活記】入学して1か月が経ったので色々感想とか

タイトルの通り、入学して1か月ちょっと経ったので、これまであったことや授業の感じなど書きなぐります。
時間がないので編集は適当です、そこから私の生活様式を察してください。

年末に書いたよりしっかりしてそうな記事はこちら
pieslog.hatenablog.com




私について

とある地方国立大から進学してきて、今春NAISTに入学しました。情報科学生です。
入試にについてなどもまた近いうちに書こうと思います。
専攻は、学部時代はDBとかインフラ系に近いことをやってました。
今は分野を変えてCGやXRといった方面の研究室に所属しています。

研究室配属

入学後、3回の希望調査があり決定します。
領域によって選定方法が異なり、バイオの人たちは入学後のTOEICの点やペーパーテスト、博士に進学するかどうかを基に決定されるみたいです。
我々情報学徒は学生の数に対して研究室の定員が多いので、基本希望通りの配属になりました。
1回目の希望調査の時点で、実質本配属(まだ仮配属)、3回目の希望調査で正式配属です。
2回目、3回目の希望調査は希望を変えたい人のための調査という感じがしました。2回目に至っては提出する必要すらないと言う。

授業

クォーター制で、卒業までに30の単位を取る必要があります。
1期、つまり入学後2か月だけ、序論科目と基盤科目があり2日に一度同じ授業といった形になります。
それ以後は週1の授業になります(多分)。
単位は一般科目4(うち英語2)、基盤+専門で12、PBL、研究...みたいな感じで結構細かく決まっていて、普通の大学みたいに溢れた分は自由選択科目になるとかそういうことはないみたいです。
コマ数は大体週10コマ前後が基本です。3期からはもうちょっと少なくなります。
序論は各コースの説明や研究事例を聴くみたいな授業です。情報理工学コースだけ割とガチの講義をしてくるので注意です。
基盤科目はまだ始まったばかりですが、信号処理や解析学人工知能などがあります。

英語

研究室によっては公用語が英語だったり、英語の授業が結構あったり、学内TOEICが実施されたりとまあまあ力が入っています。
TOEICの点は卒業までに650以上を目指すそうで、入学後のTOEICの点数で英語のクラス分けが行われます。
入試説明会では合格者の平均が630だと聞いていたので不思議な気持ちになりました。実際は留学生や文系出身の人たちが平均を押し上げているみたいです。
といっても550~700あたりの得点の人が多いイメージです。

今年は入れた人が少なかったみたいで、職員用の寮を学生用に開け放つとかそういう話も出ているみたいです。
因みに私は待ち番号40番台でした。70くらいまで観測したのでなかなかアレですね。
(追記:30番台くらいまではワンチャンあるようです)
(さらに追記:ギリギリ3月入寮で順番が回ってきました。待ち番号は学務室で確認できますが78番くらいまでいました)
下宿全般の話になりますが、入学してすぐのころにフリーマーケット的な催しがあります。先輩が使っていた家具や家電をもらい受けることができます。払う金額は任意で、聞いた話によると数千円出せばトップらしいです。
あと量の近くに猫が住んでます。にゃーん。

人間関係・学生の質

優秀な学生が多いですし、面白い人が多いです。
割と何の話をしても誰かが食いついてくれるイメージがあります。
twitterにいるような強強な人がいると思っていただければ分かりやすいですね。リアルで「twitter見てたら応用情報受かるよ」と言ってる人を見るのは初めてでした。
専門分野でいえば入賞経験や実務経験のある学生も結構見かけます。趣味の話でも、趣味でお金を稼いでるような人も見かけますし、怖いです。毎晩泣いています。
意欲的な学生が多く、私の研究室では不定期ながらも、同期だけでの勉強会が開催されたりしています。

就活

就活組は入学してすぐに動き始めている人も多いです。
逆求人イベントを主催している企業が2社ほど肉を奢りに来てくれたり、学内でも有名企業によるインターン説明会などのイベントが開催されていたり。
私の研究室でも早速逆求人のイベントに参加したり応募したりしている人が多いです。私も応募しました。
今度記事にしようと思いますが、交通費の補助も出ます。必要以上に支援金を出してくれる場所もあります。
また、大手メーカーなどにも学校推薦が出ています。公式HPの就職実績を見て気づいた人もいるかもしれませんが、就職した人数の多い会社は推薦然り何かしら理由があるっぽいです。

新歓

入学してしばらくは新歓が多かったです。ただ飯というやつです。研究室で行われるものが多いですが、上で書いた逆求人の企業さんが肉を奢りに来てくれたりもします。2つ会社が来てくれて、しゃぶしゃぶと焼き肉を奢ってもらい、就活の話も聞けました。有難い限りです。

通学・下宿とか

私は実家から1時間半ほどかけて通っています。話を聞いている限り9割くらいの学生が下宿しています。というかまだ実家から通ってる人に出会ったことが無いです。
そこそこ忙しいのでお金があるなら下宿した方が良いと思います。
下宿する人は大体、生駒・富雄・登美ヶ丘あたりに住んでいます。奈良なので家賃はまあまあ安いみたいです。
自転車以外で通学する場合は結局下宿+交通費がかかるので要注意です。学校の周りには住める場所はありません。

設備

凄いです。
研究室がとても広く、私の研究室は、メインで使う部屋+実験室*2+ゼミ室+αみたいな感じです。部屋もそれぞれ広いので過ごしやすく、寝泊まりも十分できます。私の研究室は自由な感じで、実験室にこたつやゲーム機が置いてあるので遊ぶこともできます。
機材は一人1台ノートPCが割り当てられます。くじ運が良くなくてMacBookSurfaceをゲットすることはできませんでしたが、それなりのスペックのLet's noteを貰えました。(追記:本来なら全員Macが支給されるはずらしいが果たして……?)
デスクトップPCは、配属決定後に人数分のパーツが発注され自分たちで組み立てました。グラボはまだないですが、研究で必要になれば買ってもらえるそうです。この辺は研究室によって事情が違いそう。
あとviveやらhololensがたくさんあってその辺に転がってます。

サークル活動

あまり活発に行われているイメージはありません。ボランティアや留学生交流サークルなど、一部のサークルは結構動いているようですが、テニスなどは好きな人たちが好きな時にやるみたいな感じだと聞きました(知らんけど)。
私は競技プログラミングのコミュニティに入れてもらって、毎週図書館のラウンジに集まってバーチャルコンテストに出ています。実質サークルみたいな感じです。

定点観測

伝統芸能です。気になる人はtwitterで検索検索!

総括

今のところ良い感じです。
結構忙しくはあるのですが、なんか心にズーンとくるような感じの忙しさではありませんし、何より環境が素晴らしいです。
学部時代はあまりできなかった競プロの話やコンピュータサイエンスの細かい部分の話、プログラミングの話などができるどころか、自分の知らないような知識を毎日のように吸収できます。
あとはこれで立地が良ければ完璧ですね。
でもまあ百聞は一見に如かずともいうので、興味がある人は見学に来ましょう(宣伝)。

以上だよ